こんにちは。今回はここまで書いた以外で種を使うことを推奨しないキャラについて書いていきます。
まず、SFC版ドラクエ2ではある裏技を使うことでサマルトリアの王子のステータスを全て255(同作における最大値)まで上げることができるのですが、この裏技を使った場合はそれまで使った種は意味がなくなってしまいます。
また、サマルトリアの王子についてはベラヌールに置いたまま残りの2人でクリアするつもりのプレイヤーについては当然かもしれないですが彼に種を使わないように。
なお、ドラクエ2での種はどれもドロップアイテムなどにはなっておらず個数限定品なのでそういった意味でも注意が必要です。
続いて、途中でパーティから外れる可能性が高いキャラについてです。永久離脱キャラについてはこのテーマの第1回で書きましたが、ここで書くのは理論上は最後まで連れ回せるキャラについてです。
その例として、ドラクエ5で序盤に加入するモンスターの中には加入後しばらくは有用だが最大レベルが低いなどの理由により最後まで連れて行くのは厳しいというキャラも存在します。そのようなキャラは中盤以降にモンスターじいさん行きになる可能性が高いのであまり種は使わない方がいいかもしれません。(もちろん短期的なテコ入れと割り切って使うのであれば有効だが)
また、ドラクエ7では終盤になると人数の関係で主人公以外のメンバーのうち1人を留守番にさせる必要があります。あらかじめ留守番にさせるキャラを決めているのであれば、そのキャラには種を使わないようにするという手も使えるかもしれないです。
特に3DS版ではガボが1人だけ真しんぴのよろいを装備できないことが大きなハンデとなり得るので(下記の記事も参照)、最初から彼は最終メンバーにしないと決めておいて種の投与を避けるというのも有効なのではないかと思いました。(ここら辺は人によって考えが違うだろうが)
ただ、留守番はフィッシュベルへ行けばいつでも入れ替え可能なので、プレイヤーによっては留守番を入れ替えつつ全員レベル99を目指すという人もいるでしょうが…
また、ステータスの仕様の理由によって特定の種については使っても意味がないキャラもいます。
例えばかしこさはドラクエ5では仲間モンスターが命令を聞くかどうかの指標となっており(20以上あれば命令を聞く)、ドラクエ8では攻撃呪文の威力に影響するという仕様になっています。
そのため、かしこさのたねはドラクエ5では人間キャラや既にかしこさが20になっている仲間モンスターに使っても特に意味はなく、ドラクエ8では攻撃呪文を習得しないヤンガス・モリー・ゲルダに使っても特に意味はないです。
もっとも、全ステータスカンストを目指すやり込みプレイヤーならゲーム的に意味がなくてもカンストさせるためだけに使うということはあるかもしれないですが…
これらとは別に、今まで書いてきた内容とは違う理由で種の使用をすすめられない例が1つあるので最後に書いておきます。
それは、PS4版・3DS版ドラクエ11において冥府でのロウ戦よりも前に主人公にいのちのきのみを大量に投与することです。
というのも、冥府で戦う時のロウが使うグランドクロスは最大HPの55%のダメージを与えてくるという効果となっており、HPが高いほど受けるダメージが増加してしまいます。しかも、この時点ではゆうしゃスキルが使えなくなっている関係でベホマが使えない(この時点で主人公が使える最上位の回復呪文はベホイム)ため、HPを上げすぎてしまうと回復が逆に間に合わない可能性があります。
よほど大幅にHPを上げたとかでない限りここまでにはならないかもしれないですが、一応気をつけた方がいいかもしれないです。(逆に言うと、種を使ってなくてもレベルをあまりにも上げすぎてしまった場合は同じような目に遭ってしまう可能性がある)
なお、ドラクエ11Sではここでのグランドクロスのダメージが最大でも170(ベホイム一発で回復できる程度)に設定されたため、特に心配する必要はないです。