こんにちは。前回のブログでガボのみ装備できないアイテムの1つとして挙げた真しんぴのよろいについて書いていきます。
真しんぴのよろいは3DS版で追加されたアイテムで、守備力は88、毎ターンHPが75回復するという効果があります。
これは名前の通りしんぴのよろい(守備力75、毎ターンHPが50回復)の強化版となっており、サタンメイルをボスにしたすれちがい石版のクリア報酬として入手できることがあります。
このアイテムの特殊効果である「毎ターン75回復」が強力であるが故に3DS版におけるガボ以外のメンバーの最終装備候補ともいわれるほどですが、それがどれだけすごいことなのかを他作品のしんぴのよろいと比較しながら書いていきます。
まず、しんぴのよろい自体が他作品と比較しても優秀な性能となっています。
しんぴのよろいの回復量は、ドラクエ6・7・9以外の作品では30となっています。
残りの3作品のうちドラクエ9は他作品よりも少し低く、回復量は25です。
ちなみにドラクエ8(3DS版のみ)・9では錬金でしんぴのよろい改にすることができますが、守備力が上がるだけで回復量はそのままです。
ドラクエ7は上記の通り回復量が50なのですが、ドラクエ6もSFC版では同じく50でした。
そのため、ドラクエ6では一部メンバーの最終装備候補にすることができるほど強力な装備となり、ドラクエ7でもPS版の時点でこれを最終装備にしていたプレイヤーもいたようです。
しかし、ドラクエ6はDS版において他作品と同じ30に変更されました。
ドラクエ6での変更については50回復が強すぎたと判断されて他作品と同等にされたのかな?と思ったのですが、ドラクエ7では3DS版のリメイクでもそのままでした。
それにも関わらず、さらにそれを強化した75回復の真しんぴのよろいが追加されたと考えると相当にぶっ壊れた装備といえるかもしれないです。
しかも、弱体化されてしまったドラクエ6の方は2個までしか入手できないのに対し、ドラクエ7は何個でも入手が可能なんですよね…
ちなみにドラクエ6以外にドラクエ8やドラクエ11でも個数限定品となっており、ドラクエ5でもやや量産が難しいです。
一方でドラクエ7のしんぴのよろいはカジノの景品となっており、しかもドラクエ7のカジノは当たりやすい方なので歴代の中でも優秀な性能にも関わらず量産がしやすいという状態になってます。
そして、強化版である真しんぴのよろいについても量産が可能となっており、装備者全員分を入手できます。また、自作のすれちがい石版で入手できるようになってるのでインターネット配信を受け取らなくても入手可能です。
流石にカジノの景品であるしんぴのよろいよりは量産に手間がかかりますが、多少頑張ってでも4人分入手する価値は十分にあると思います。
なお、これを唯一装備できないガボはもともとPS版の時点で最終装備の面で他キャラよりも不利だと言われていましたが、一応3DS版では彼の新たな最強装備となり得るおうじゃのマントが追加されました。ただ、それでも自動回復75を有する真しんぴのよろいにはどうしても劣ってしまうところがあると言えるんですよね…
また、おうじゃのマントは配信限定アイテムなのですが、調べてみると2024年4月頃に3DSのオンラインサービスが終了するという情報を見つけました。(あくまで3DSのサービスについてなのでスマホ版なら影響はないと思われるが)
ニンテンドー3DSソフトおよびWii Uソフトのオンラインプレイサービスに関する終了時期のお知らせ |サポート情報|Nintendo
これによって配信石版の入手ができなくなった後にプレイする場合、他キャラは真しんぴのよろいを装備できるのにガボだけはPS版と同等という相当な格差が生じてしまうことになります。
こうなったら終盤の留守番はよほどの理由がない限りはガボ一択となってしまうかもしれないです。(一応、ガボには途中離脱がないというアドバンテージはあるので絶対に最終メンバーにできないという訳ではないだろうが)
それを考えると、配信サービス終了後に3DS版をプレイする場合はガボに種を使わない方がいいとすらいえるかもしれないです。
ただ、同作において(永久離脱するために)本当の意味で種を使わない方がいいとされるキーファは真しんぴのよろいを装備できるというのは何とも言えない気がしますが…
ということで、次回は歴代ドラクエにおける種を使わない方がいいキャラをまとめてみます。