こんにちは。前回書いた「有用性の低い仲間モンスターで打線組んだ」の解説の続き(5番以降)を書いていきます。
なお、名前の横に書いてある内容のテンプレートは前回記事に書いてます。
5(中)サターンヘルム:ヘルム/PS2版/トロッコ洞窟(後半)/I/50
トロッコ洞窟や封印の洞窟に出現する兜形のモンスター。実はこのモンスターが登場するのはドラクエ5だけだったりする。
ステータスの伸びが全体的に悪く、HPはレベル15、ちからはレベル10まで成長しない。一応ザオリクを習得できるという特徴があるが、習得までに経験値が100万以上必要となる上にそれ以外ではさほど役に立たないので他のザオリク使いを仲間にした方がいいだろう。
しかも、彼の属する装備グループIは装備できるアイテムがやたら少なく、最強装備がはがねのキバ・カメのこうら・シルクハットとなってしまう。なお、サターンヘルムのドロップアイテムはサタンヘルムだが、この装備グループの関係で彼はサタンヘルムを装備できない。(ある意味本人そのものといえそうなので二重に装備できないのは仕方ないかもしれない*1が)
6(右)まほうつかい:マーリン/SFC版/ポートセルミ周辺(前半)/G/99
敵としては幼年期の妖精の国で初登場し、青年期前半のポートセルミ周辺で再登場した時に仲間にできるようになる。加入確率が1/2であり、普通に進めていて訪れる地域に出現するため仲間にしたことがあるプレイヤー自体は多いと思われる。
メラ系やギラ系の攻撃呪文を得意とするが、その割にメラゾーマが使えないこともあって習得呪文的にも妻の下位互換と言わざるを得ないだろう。妻がデボラであれば彼と同様に最強呪文がベギラゴンとなるが、他の面を加味しても彼の方が弱いと思われる。
なお、敵として登場した時にはヒャドを唱えていたはずなのだが、仲間になるとヒャド系は一切習得しない。前回書いたプチマージのザラキーマ同様理由は不明だが…
7(三)ゴースト:ドロン/PS2版/ジージョの家周辺(後半)/G/99
前回書いたおばけキャンドルと同様に幼年期のレヌール城で初登場し、青年期後半のジージョの家がある島で再登場した際に仲間にできる。彼もおばけキャンドルやおおねずみなどと同様に「今更四天王」に名を連ねていることで知られる。
加入が遅いわりに成長も遅く、低レベル帯でのステータスも低いので仲間になっても即モンスターじいさん送りになることが多いと思われる。前述のまほうつかいと違ってメラゾーマを習得できるが、習得レベルが65なので相当な手間がかかってしまう。
一応、メラゾーマを習得できることや上限レベルが99であることもあり、最後まで育成した場合はそこまで弱いとはいえないのだが、通常プレイではそこまで育成すること自体がまずないだろう。
8(捕)ガップリン:ガップル/PS2版/妖精の国(後半)/I/20
妖精の世界に出現する青リンゴの姿をしたモンスターで、青年期後半に再訪した際に仲間にすることができる。なお、彼も「今更四天王」のうちの1匹として名を連ねている。
すべての呪文・特技に完全無耐性な上、前述のサターンヘルムと同じIグループに属しているので装備で耐性を強化することも不可能。それでいて加入時期が後半なので通常プレイで活用するのは難しいだろう。
ただし、ラリホーマを習得するモンスターとしては最も加入させやすく、成長も早い(上限レベル20であるがHPは280程度まで成長する)ことからエスターク戦においてとりあえずのラリホーマ役を確保したい場合には使えないことはない。
9(投)メガザルロック:メガーザ/SFC版/迷いの森(後半)/I/20
青年期後半の迷いの森やその周辺、ボブルの塔地下のほか裏ダンジョンにも出現。名前の通りメガザルを唱えて他のモンスターを復活させることで知られている。
言うまでもなく最初からメガザルを習得しているのだが、残念ながらそれ以外の長所は特になく、装備グループもサターンヘルムやガップリンと同じくIグループに属する。しかも、メガザルはよりによって(?)主人公も習得でき、彼に関してはメガザルで力尽きても町に入れば自動で復活できる。(一部自動復活がされない町はあるが)
なお、知っている人も多いだろうが彼の加入確率は最低ランクである1/256であり、メタルスライム・はぐれメタル・キラーマシン・ヘルバトラーと並んで「5強」と称される。上記のようにさほど役に立たない彼が何故この4種と並んで最低ランクに選ばれたのだろうか…