こんにちは。今回はプレイ日記から少し外れますが、しあわせの国およびそこへ行くために使われていたひょうたん島について書いていきます。
前回も書きましたが、しあわせの国で生贄にされてしまった人たちは魂が解放されたと同時にカルカドへ帰ることができています。
しかし、カルカドにいるシスターは魂が解放されただけでその人が帰ってこれることに対して不思議に思っていたようです。
このことについて、シスターはまるで自分たちが心だけの存在なのではないかとおもってしまうような…と言っていました。
これについてですが、こちらが上の世界、つまり夢の世界であることから魂だけ解放された状態でもそのまま戻ってこれたということだと思われます。それを考えると、上記のシスターが言っていた心だけの存在なのではないかということも間違っているとはいえないところもあると言えます。
また、しあわせの国への移動に使われるひょうたん島についてですが、おそらくかつてNHKで放送されていた「ひょっこりひょうたん島」がモデルになっていると思われます。
そして、ひょっこりひょうたん島については死後の世界を描いたものであるという説を聞いたことがあります。これが本当であればある意味ドラクエ6のしあわせの国とも似たような境遇といえるのではないか?と思ってこの説について調べてみたのですが…
詳しくは上記リンク先に書いてますが、この説については原作者の井上ひさし氏が2000年に冗談込みで話した内容がもとになって広まったと考えられます。(要するに、そういう設定だと思ってくれてもいいぐらいの感じだと思われます。)
私としては、ひょっこりひょうたん島に死後の世界説があることが理由でしあわせの国への移動手段をひょうたん島にするという設定にしたのかな?と思っていたのですが、SFC版ドラクエ6が1995年発売で上記の話が2000年にされたものであることを考えると特にそういう訳ではなさそうです。
ただ、上記の説を聞いたことがある人でDS版(2010年発売)やスマホ版(2015年発売)からドラクエ6に入った人だと、ひょうたん島に乗ってしあわせの国へ行くことになっているというシナリオについて深読みしてしまうかもしれないですが。
なお、ドラクエ6のしあわせの国が死後の世界といえるのかについては明言されていませんが、ここら辺は夢の世界についてどう考察するのかなどでも変わってくるのではないかと思います。
ただ、こちらの男性の話を聞いていると死後の世界のような気もしてきますが…
ちなみに彼はこの後に「だったらもう少し若い時に行っておきたかった」と続けていましたが、バーバラはこの発言について「年を取るのが生きてるってことなんじゃないのかな。」と言ってました。
やっぱり年を取らないってそういう意味なのでは…