こんにちは。前回はバーバラがムドーの島に同行しないことについてストーリー上で考えられる理由について書きましたが、今回はメタ的な理由として考えられるものについてまとめようと思います。
メタ的な理由として考えられるのは、イベントムービーなどの関係でムドー戦の参加メンバーを固定させるためというのが挙げられます。
メンバーが固定されていないとイベントに影響があるシーンとしては、ムドーの城へ行く手前のシーンやムドーとの戦いの前に幻術にかけられそうになる(ラーの鏡によって防がれたが)シーンが考えられます。この他、ハッサンの実体融合シーンは彼がいないと進められないと思われます。
また、意図的にパーティを3人以下にした状態でルーラでムドーの城へ行っても自動的に4人パーティになることからもメンバーを固定させる意図があるのではないかと考えられます。
ちなみにこれと似たような例として、パーティメンバー絡みではないですがドラクエ9にはムービーの関係で装備品が固定されるシーンがあります。(特に頭装備はキャラメイクで外見をカスタマイズできることへの対策としてフルフェイスのデザインとなっている)
メタ的な理由としてもう1つ考えられるのが、ムドー戦のためにレベルを上げすぎてしまったプレイヤーへの救済措置というものです。
ムドー戦はドラクエ6のボスの中でも難関と知られるボスであり、初見でほのおのツメやゲントの杖の使い方がよく分からなかった場合だとひたすらレベルを上げまくったプレイヤーもいたかもしれないです。
ただ、ムドー討伐後は転職システムが使えるようになるのですが、システムの関係上レベルを上げすぎていると熟練度を上げることができなくなってしまいます。
上記の対策として、ほぼ確実に低レベルになるメンバーを1人用意する目的でバーバラがあのような立ち位置にされたのではないかと考えることもできます。
バーバラはムドーの島〜ムドーの城での同行していない期間は経験値が入らないので、普通に進めていればムドー討伐時点でのレベルが他キャラよりもやや低めになります。(ムドーを倒すためにここでレベル上げをした場合はさらにレベル差が大きくなる)
また、バーバラは加入時期の割には初期レベルが2であり、これは最初に加入するハッサンよりも低いレベルとなっています。(参考までに他キャラの初期レベルはハッサンが3、ミレーユが5、チャモロが10)
これらの措置によってバーバラを意図的に低レベルになる立ち位置にしておくことで、ムドー戦のためにレベルを上げすぎてしまったプレイヤーでも1人は熟練度を上げられるキャラがいるようにしているのかもしれないと思いました。
一応、ムドー戦後にはアモスを加入させることができ、初期レベル(15)を考えると当面は問題なく熟練度上げができるのですが、彼に関してはイベントの進行次第では仲間にできなくなってしまうという点は注意が必要です。
ということで2回にわたってバーバラがムドーの島に同行しない理由を推察してみましたが、真相は明らかにされていないので何ともいえないです。
ただ、上記で書いた熟練度上げのレベル問題については現在やっている2人旅でも重要ポイントになってくると思います。
その2人旅については次回から続きを書いていきますのでよろしくお願いします(次回はムドーの島に突入するところからとなります)。