こんにちは。今回は呪い装備打線の5番以降について書いていきます。(テンプレートは前回の記事を参照)
5(一)まじんのよろい:ドラクエ4/よろい/素早さが0になる
高い守備力と強力な耐性を持ちながら素早さが0になるという呪いがかけられているよろい。一見呪いのせいでデメリットが大きいようにも思えるが、逆に言うと行動順が必ず最後になるということでそれを利用した戦略を立てることもできる。また、元から素早さが低いキャラに装備させた場合はそもそもデメリットがさほどないので、普通に強力な鎧として利用することも可能。
なお、前回紹介したみなごろしの剣と同じくピサロは一切のデメリットなしで装備できるため、まかいのよろいを入手するまでのつなぎとして使うという手もあるだろう。
6(右)ドクロのかぶと:ドラクエ8/かぶと/攻撃力が0になるほか
ドラクエ8で攻撃力が0になってしまうかぶととして登場。これを装備するとどんな武器を装備してもダメージが0か1になってしまうが、これを装備させたヤンガスにぬすっと刈りor大どろぼうのかまを使用させて敵を極力倒さずに盗みを待つという「ドクロ刈り」*1に使えることで知られる。
また、これを錬金して太陽のかんむりを作成し、さらにそこからふしぎなタンバリンを作成できるという強力な錬金材料としても知られる。ただし、ドクロのかぶとはPS2版では2個、3DS版では3個までしか入手できないため、ドクロ刈りをしたい場合は全部タンバリンにしてしまわないように注意。(太陽のかんむりを作成しただけであればドクロのかぶとに戻すことは可能)
なお、ドラクエ9でも太陽のかんむりの材料になるのは同じだが(ドラクエ9にはふしぎなタンバリンはない)、呪いの効果が一定確率で1ターン休みになるように変更されており、こちらでは装備品としての使いどころは特にない。
7(三)ふこうのかぶと:ドラクエ3/かぶと/うんのよさが0になる
ドラクエ3にのみ登場するかぶとで、装備するとうんのよさが0になってしまう。同作でのうんのよさは状態異常のかかりやすさに影響しているため、これを装備していると状態異常にかかりやすくなってしまう。
ただし、FC版では前回書いたはんにゃのめん(1人旅以外ではほぼ使えない)を除けば最も守備力が高く、ラスボスのゾーマやその手前の3連戦では誰も状態異常を使ってこないため、ここであればノーリスクで強力なかぶととして活用することも可能。(加えて同作ではクリア後にデータをセーブする仕様はないため、外せなくなる心配もしなくてよい*2。)
なお、リメイク版ではこれよりも強力なかぶとが普通に店で買えるため、わざわざ使う必要などないだろう。(しかもガラケー版以降はクリア後にデータをセーブするようになっているので尚更)
8(捕)なげきのたて:ドラクエ3/盾/物理ダメージ半減の代わりにマイナス効果がつく
ドラクエ3とドラクエ7に登場。ドラクエ3とPS版ドラクエ7では装備者の物理ダメージを半減する代わりに残りの半分を他の仲間に肩代わりさせる効果、3DS版ドラクエ7では物理ダメージ半減のメリットがある代わりに呪文ダメージ増加+ちからが0になるというデメリットがつく(他の仲間への肩代わりは削除)。
今回ここで取り上げたいのは後者の方であり、プラチナキング職マスターであればそもそも呪文など完全に無効のため呪文ダメージ増加のデメリットを踏み倒してしまえるのだ。そのため、これを装備させたプラチナキング職マスターのキャラににおうだちをさせたら属性攻撃無効+物理ダメージ半減という最強の防御壁が爆誕する。
あとはちから0というデメリットもあるが、ドラクエ7では攻撃力に影響しないダメージを与える特技が多数存在するため、それらを使っていけば攻撃面もどうにかなるだろう。プラチナキング職をマスターできるまでやり込んでいる段階であればこれらの特技も複数覚えていると思われますし。
9(投)しのくびかざり:ドラクエ1/装飾品/ラダトーム城へ入れない
ドラクエ1のみに登場する呪われた装飾品であり、同作に登場するのろいのベルトとともにラダトーム城に入れなくなってしまう効果が発動してしまう*3。ドラクエ1ではラダトーム城でしかセーブできないため、呪いを解くまでセーブできなくなってしまう。
これの入手方法は岩山の洞窟にある宝箱から1/16の確率で手に入れられるようになっており*4、ドラクエ初の隠しアイテムといえるだろう。装備してもメリットはないが、1200ゴールドで売却できるので金策にどうぞ。